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World of RemnantエピソードのGrimmについては次を参照:"Grimm"
For as long as humanity can recall walking the surface of Remnant, so do they remember this wicked force.

(人類がレムナントの地に現れて以来、この不快な勢力のことを忘れたことは無い)

—World of Remnant: Episode 3


Vol1op grimm

グリム

グリム(Grimm)またはグリムの創造物(Creature of Grimm)レムナントのいたる所に生息しているRWBYにおける人類の敵である。

「破壊の獣("creatures of destruction")」と呼ばれ、魂を持たないためオーラを使用できない。嫉妬、悲しみ、孤独、憎しみ等の負の感情の源に集まる習性がある。

古くは悪霊に取り憑かれた、あるいはかつて苦しめられた動物の魂だと信じられていた。


歴史編集

Dust

人類はダストの力によってグリムと戦う

オズピンによるとグリムは闇の神により兄の創った生命を破壊するために創られた。最終的に兄弟は争いをやめ、人類を創り上げた。しかし、弟もその創造にかかわったにもかかわらず人類は未だにレムナントを徘徊するグリムの脅威に晒されている。

グリムは人類とその創造物を記録に残っている最も古い時代から破壊しようとしてきた。当初、人類は無力だったためそれは成功するかと思われた。しかし、人類はダストの力を発見し、それによってグリムに対抗するようになった。それにより人類は平和を享受し、自分たちの王国を形成し繁栄した。しかし、それは永遠には続かないだろう。

若いグリムは知能が低く目についた人を攻撃するだけだが、数百年を生きたグリムは非常に強力である。それは人類と戦った経験から学ぶためである。そのようなグリムは無益な争いで不必要な死を避けるための忍耐を持つようになった。そして人類の境界に留まり、攻撃の機会をうかがっている。このため、人類は平和の中であっても絶えず危険を身近に感じることとなっている。 バーソロミュー・ウーブレックは"Search and Destroy"で、この事とゴライアスのような知恵を身に付けたグリムの事をルビー・ローズに語った。

グリムはまた、長くに渡って王国間の移動や通信を妨げてきた。本編が始まる80年前の[大戦]]の後、CCTタワーの発明と建造により、従来の不便な地上通信システムは高速無線通信に置き換えられた。

レムナントではグリムが優勢であるようで、人間とファウナスの活動は、ハンターにより守られた王国と呼ばれる4つの小さな居住地や、いくつかの防衛に成功した村に限られている。王国による領土を拡大しようとする試みはたびたびグリムの妨害に遭い失敗している。ヴェイルにて1つの地域全体が壊滅させられたことがその好例である。

生態編集

Manga 1 Grimm

漫画版のグリム

"The Next Step"にて、グリム誕生のシーンとしてベオウルフセイラムの拠点にある黒い池の中から現れる様子が描かれた。[1]しかしながら、多くの人類はグリムがどう生まれるかについては知らない。古代の文化ではグリムは悪霊または苦しめられた動物の霊に取り憑かれた動物だと考えられていた。しかし、実在の動物と対応しないより恐ろしく奇妙な種(例えばクリープ)の発見も手伝い、これらの考えは徐々に否定されていった。日々新しいタイプのグリムが発見されていることにより、科学者は答えよりも多くの疑問を抱えた状態にある。

グリムは様々な形態や大きさのものが存在し、後者は年齢に比例するようである。グリムは生物的多様性に富んでおり、大きさや装甲、トゲなどは個体によって様々である。魂のない唯一の生物だと言われており、オーラを使用できないが、力、耐久性、凶暴性でそれを補っている。 また、いくつかのグリムは物に取り憑いたり、雷を生み出すなどの能力を持っている。グリムは悲しみ、敵意、怒り、恐怖などのような負の感情に引き寄せられるとされている。また、人類が既に放棄していたとしても負の感情の痕跡を残している地域に集まる事もある。

この習性により襲撃された人間がパニックに陥ると、さらにグリムを引き寄せる事になる。 グリムは、群れや同じ種で構成されたより大きなグループを形成する。グリムは群れからはぐれ、数時間から時には数か月に至るまで単独行動をすることもあるが、人類を狩り、人工物を破壊するという本能により必然的にグループに戻ることになる。

グリムは長く生きるほど大きくなり、例えばネヴァーモアは猛禽類程度の大きさから数百年を経て、翼竜のような大きさにまで成長するものもいる。 若いグリムは無鉄砲だが、戦いを生き抜いたグリムは自らの経験から学ぶ傾向にある。数百年をかけ人との戦いを生き抜くことで経験を蓄積した個体は、慎重さを身に着ける事がある。

この奇妙な自衛の習性により、彼等はさらに不要な戦いを完全に回避するようになる。 しかし、この学習能力があってもなお本能的な敵意は残っており、王国との境を巡回しながらいつの日か攻め込むための弱点を探し続けている。 つまり、年月を経たグリムには明らかな知性があるにもかかわらず、それを唯一の本能を満たすためのみに活用している。

グリムは一般的な動物に対しては敵意を示さず、縄張り争いのときに衝突するのみである。 彼等は人間とファウナスのみを襲う。また食事はせず、栄養を必要としないと考えられている。 グリムが死ぬとその身体は蒸発してしまうため詳細な解剖学的または生物学的研究を行うことができないでいる。 さらに、スポーツとしてグリムを狩るハンターは剥製や標本に得ることができないため代わりにレプリカを作成している。

また興味深いことに捕獲されたグリムは通常、(その前に逃げ出さない限り)死亡してしまう。これは彼等の生存には他の生物とは異なる何かが必要であることを意味している。 グリムが食事を必要としないというのが真実であれば、彼等は負の感情や殺害すること自体を糧にして生存している可能性がある。

シンダー・フォールの左腕を見る限り、どうやらグリムの生体を人間に移植する未知の方法が存在するようである。しかしながら、この移植を受けた者は致命的な2つの弱点を抱えることになる。 1つ目は、グリムが魂を持たないという特徴のためにその部位もオーラで保護出来ないという点。そして2つ目は、銀の眼に弱いというグリムの弱点を引き継いでしまう点である。 その一方で、被移植者はいくつかの能力を得る事ができる。例として、乙女の力を強制的に奪い自分のものとする能力が挙げられる。 また、伸縮性を得ることもでき、シンダーは左腕の筋力を保ちつつ数メートル伸ばしていた。 グリムの部位は傷付くと、元のグリムと同じようにそこから黒い煙を発する。これは、人間の部位と循環器系を共有していないことを示している。 しかし、神経は接続されているようで、シンダーはルビーの銀の眼の力を受けたときや、レイヴン・ブランウェンとの戦いで左腕に剣の欠片が刺さったときは痛みを感じていた。

グリム一覧編集

トリビア編集

  • グリムの色は、赤、白、黒、少しの黄色で構成されている。[2]
  • グリムの怪物の名前の由来はおそらくグリム兄弟かその兄弟による有名な童話集であるドイツの「グリム童話
    • ドイツ語でグリムは憤怒という意味。
    • 英語の似た単語のgrimは恐ろしいという意味。
  • グリムは死亡すると煙を出す。これは"RWBY: World of Remnant"の"Grimm"でも霧散すると語られた。
  • ホワイト・ファングのメンバーは、人間がファウナスを化物としてみなしたためそのシンボルとしてグリムの面をつけている。
  • グリムの声は、William Orendorffによるものである。[3]
  • "Forever Fall, Pt.2"でクレジットにアーサのシルエットが描かれている。
  • シンダー・フォールはグリムのような虫をグローブから出すことができる。
  • "RWBY: Grimm Eclipse"のタイトルはゲーム内の敵がグリムであるためつけられた。
  • 漫画版ではアーマー・ガイガスは数種類のグリムを組み合わせて作り出された、憑依タイプのグリムとして描かれている。
  • Volume 3のドラゴンがグリムを生み出すシーンは、グリム誕生の様子を先行公開する意図で作られた。[4]

参考文献編集

  1. Rooster Teeth Twitter
  2. Volume 1 Directors Commentary The Emerald Forest
  3. IMDB
  4. Volume 3 Directors' Commentary Chapter 10