コサック・アルベイン(Corsac Albain)はRWBYの敵役。Menagerieで兄弟のフェネック・アルベインとともに登場。メナジェリー大陸のホワイト・ファング代表の一人。
外見・衣装[]
コサックは褐色の肌を持つ男性で、髪は側面を剃ったモヒカン刈りにしている。彼はキツネのファウナスであり、尻尾にその特徴が現れている。彼は兄弟のフェネックと比較して背が高い。
コサックは2枚の布をボタンと紐で留めたフード付きの赤いマントを着ている。裾の一部が伸びた黒いチュニックを着ており、二の腕から手首までは分離式の白い袖を付けている。黒い手袋は中指で留められている。チュニックの腰の部分には尻尾を出すための穴が開けてあり、フードとチュニックには白い縁取りが入っている。プリーツの入った白いズボンと、膝まで覆う形のつま先の開いた黒いサンダルを履いている。
人物[]
コサックは兄弟と性格的に似ている。彼はどちらかといえば穏やかに話す人物だが、口調にそぐわず、ホワイト・ファングがファウナスのために最善だと信じており、暗殺などの行為に積極的である。フェネックと異なり、アダム・トーラスの精神状態に疑問があるにも関わらず彼の指導をやや積極的に受け入れているようである。アダムを指導者として仰ぐ期間は長くは続かないかもしれないが、今のところそれが最善であると信じている。
フェネックと同じく、コサックも謀略を得意とする。例えば、イリア・アミトラに、ギラ・ベラドンナとカーリー・ベラドンナの暗殺が必要で、そのためにはブレイク・ベラドンナとのかつての友情を利用しなければならないことを納得させた。
技能と力量[]
コサックとフェネックはメナジェリーのホワイト・ファング支部の代表であり、計画立案と人心掌握に長けている。"Alone Together"でのベラドンナ邸襲撃についても主導しており、武装勢力の指揮にも精通していると思われる。
"True Colors"では、コサックは体格と筋力で優るギラと組み合っており、かなりのパワーを持っていることを示した。
武器[]
- メイン記事:サイクロン・アンド・インフェルノ
コサックの武器は、短い刺突剣のような武器のサイクロン、及びインフェルノで、兄弟で同じ武器を使用している。"A Perfect Storm"では、この武器にダストを組み合わせて使用する様子が見られた。このときコサックはファイア・ダスト、フェネックはウィンド・ダストを使用したコンビネーション攻撃をしている。これらの武器は、フェネックが死亡したときの爆発によって破壊されたと考えられる。
トリビア[]
- コサックとフェネックはジャングル・ブックの敵役であるシア・カーンの子分の、ジャッカルのタバキを元にして作られたキャラクターであると考えられる。
- コサックという名前はキツネの一種のコサックギツネから取られたものである。このキツネは主に砂の色をしているが、赤や白の体色を持つものもいる。
- アルベイン兄弟はVolume 1の公開前から考案されていたキャラクターで、元々はVolume 1での敵役になる予定だったが、ローマン・トーチウィックの役割が大きくなったため予定が変更された[2]。構想の1つでは、ビーコン・アカデミーの新入生試験にて彼等がグリムの液体を使うというものがあった[3]。
- 多くのファウナスの衣装は、そのファウナスの動物的特徴に合わせたものになっていることが多い。コサックとフェネックの場合は、フードの前方がキツネの鼻先に似たデザインになっている。
参考[]
- ↑ based on concept art compared to Weiss' offical height
- ↑ Volume 4 Directors Commentary 1:08:26
- ↑ Volume 5 Directors Commentary