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レムナント(Remnant)RWBYにおける世界の名称。高度な武器や飛行船、先端機器などの科学技術に加え、ダストと呼ばれる天然のエネルギー源が存在する。

地理 編集

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4つの王国を表したレムナントの地図

レムナントにはヴェイルヴァキュオアトラスミストラルの4王国が存在し、これらの王国はそれぞれ独自の文化を持っている。例えばアトラスは軍隊的な気質と先進的な技術で知られ、ヴァキュオの人々は荒々しい生活スタイルを好んでいる。

ヴェイルとヴァキュオはサナス、ミストラルはアニマ、アトラスはソリタスと呼ばれる大陸にそれぞれ位置する。また、ヴェイルの北にはヴァイタルという島もある。さらに、アニマ大陸の南にはメナジェリーという大陸がある。

ヴェイルの西、ヴァキュオの北にあるドラゴンの形をした大陸は未だ詳細不明である。一時期は人が住んでいたようであるが、現在では居住地は確認されていない。[1]

歴史 編集

こちらも参照: レムナント史年表

オズピンによると、人類二人の兄弟神によって創られた。"Ruby Rose"のナレーションでは、レムナント初期の歴史は長く失われており神話や伝説として後世に伝えられているということが語られている。その伝説の1つとして、強大な力を世代を超えて受け継いでいく乙女の存在がある。また他には、並外れた力を持った銀の眼の戦士の伝承がある。彼等はグリムが恐れる程の存在で、一瞥しただけでその敵を殲滅するとのことである。

レムナントの世界では生ある物は全て魂を持っている。それを物理的に表出させたものはオーラとして知られており、使用する者にある種の能力を授けている。その中でも特に使用者固有の能力はセンブランスとして知られている。レムナントには2つの知的生命体が存在しており、1つが人類、もう1つはファウナスと呼ばれる人間と動物の混成種である。

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グリムと戦う人類

伝説によると人類は塵から生まれ、生き抜くためにグリムと呼ばれる魂無き闇の怪物との戦いを強いられた。しかし、人はその戦いの助けとなる力を発見し、それをダストと名付ける。 「自然の怒り」とも表現されるダストを使うことで、人類はグリムに対して有利に戦いを進めることが出来るようになった。

闇の勢力を抑えたことで、人類は文明を築き世界中に広がっていくことが出来た。ダストの採掘は主要な産業として残り続け、後にシュニー・ダスト・カンパニーのような巨大企業を生むこととなる。

グリムの脅威を生き抜いた人類だったが、やがて人間同士で争いを起こすようになり、衝突を繰り返すようになっていった。 その最たるものが、人々が個人の自由と自己表現をかけて争った大戦である。衝突は人間とその支配下にあったファウナスの間でも発生し、最終的にファウナス権利革命へと繋がった。

現代では、多くの人々は4つの王国、ヴェイル、ミストラル、アトラス、ヴァキュオで暮らしている。人類の粘り強さと自然の防壁によってこれらの居住地域は守られており、人々から安全地帯、希望の光として認識されている。 一方で、王国に属さない小さな村や遊牧民のコミュニティも依然存在しており、これらの地域は常にグリムの脅威と隣り合わせである。 この事は、レムナントが決して人間やファウナスにとって住みやすい世界ではないということを裏付けている。

大戦のあと、ハンターの育成のためハンター・アカデミーが設立された。ハンターは強力な武器、オーラ、ダストを使ってグリムと戦い、レムナントのあらゆる脅威から人々を守る戦士である。

政治 編集

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王国を統治する議会

World of Remnantの"Kingdoms"では王国の統治について簡単に説明されており、それによると各王国には人々の要求を代弁する議会があるとのことである。ただ、議会の権力や責務、構成については述べられていない。

議会はハンター・アカデミーの運営にも影響を持っていることが知られている。"Breach"では、ヴェイル市にグリムの侵入を許したことについてオズピンを激しく非難し、彼が学長として相応しいかどうかについても疑問を呈していた。

ハンター達とは別に従来型の軍隊も存在しているが、全ての王国に常備軍が居るわけではない。アトラス王国は大きな軍事力を保持していることで知られており、その中には航空機隊やロボット兵、戦闘メカも含まれている。

世界はかつてない程の平和な状態にあると言われているが、社会問題は深刻的な脅威となっている。その1つがファウナスと人間の種族間の問題であり、シュニー・ダスト・カンパニーによる労働者の不当な扱いやテロリスト集団のホワイト・ファングによる扇動などによって、種族間の衝突が繰り返されている。 王国外の原野では依然としてグリムが跋扈しており、また一方で王国内部でも謎の勢力による計画によって平和が脅かされようとしている。"Kingdoms"のナレーションは、人類の未来は4つの王国の協力が続くかどうかにかかっているということを仄めかしている。

文化 編集

こちらも参照: 食品おとぎ話宗教
Vytal festival fairground

ヴァイタル・フェスティバルではレムナントの多様な文化を祝っている

多様な居住者達のおかげで、レムナントには様々な文化が根付いている。4つの王国のいずれにも特色があり、レムナント中の人々が集まるヴァイタル・フェスティバルではそれら固有の文化を祝っている。

人類の存続におけるハンターの重要性を鑑み、ヴァイタル・フェスティバルの一部として各王国のアカデミーの生徒達が腕を競うトーナメントが行われている。

名前編集

詳細は次の記事: 色による名付けの慣習

レムナントで世界的に広がっている文化の1つが、子供の名前を色にちなんだものにする事である。

大戦の間、非道な迫害者による個人の自由と自己表現を制限しようという試みは民衆から激しい反発を受けた。芸術を破壊しようとするこの試みの反動により、人々は芸術の核となるもの、つまり「色」から子供の名前を付けるようになった。それによって人の個性を破壊しようとする者には抗うべきだというメッセージを次世代に伝えたのである。

戦争が終わり迫害が無くなったあともこの慣習は続いており、今日ではレムナントの市民はほぼ全員が色にちなんだ名前を持っている。

差別編集

レムナントの歴史上、ファウナスに対する差別は幾度となく繰り返され現在まで続いている。ファウナス戦争以来、彼等は法の下では自由を約束されたが、依然として人間からの差別や搾取に遭っている。それらが社会一般的な事なのか、それとも少数派の行為であるのかは不明だが、ファウナス達の一部をテロリスト集団のホワイトファングに変えるには十分過ぎる理由となっている。

対照的に、レムナントは性差別に類するものは一切無い世界であるように見受けられる。ビーコンアカデミーで見られるように、生徒達は性別に関わらずロッカールームや寮の部屋を共有しており、そこには男性から女性、あるいは女性から男性に対する敵対意識などは一切感じられない。

技術 編集

レムナントには多岐に渡る先進技術が存在する。とりわけアトラス王国は多くの分野にて先端的な技術を保持していることで知られている。ほとんどの工業技術の動力はダストであり、レムナントにおける主要なエネルギー源となっている。

レムナントの技術の最も重要な例の1つがハンター達の持つ武器である。彼等の持つユニークな武器は所有者自身によってデザイン及び製作され、状況に応じて活用するために、戦闘中の変形やダストの利用といった技巧が組み込まれている。

PennyStructure

レムナントのロボット技術は非常に高いレベルにある

ロボット技術や人工知能の分野については、レムナントは目覚ましい進歩を遂げている。アトラシアン・ナイト-130アトラシアン・ナイト-200など、自律的に行動する戦闘用アンドロイドはアトラス軍の主力として知られている。[2] 人間が搭乗する、アトラシアン・パラディン-290などの巨大スーツもアトラスによって開発されている。 しかしながら、この分野において最も特筆すべき成果はオーラを生み出すアンドロイドの開発である。従来、オーラを生み出すには生物の魂が不可欠であると考えられていた。 ペニー・ポレンディーナはそのようなアンドロイドの最初の、そして現在における唯一の例である。

個人用の高度な電子機器も広く普及している。携帯型デバイスのスクロールは、電話、写真撮影、ビデオ撮影と配信、身分証明、デジタルデータの保存といった多くの機能を持っている。[3][4] さらに、スクロールは戦闘時にも有用であり、所有者のオーラを可視化し低下時には警告することが出来る。 ホログラム技術も普及しており、個人の姿を映す、ディスプレイとして使用する他、道路の照明やバリケードとしても活用されている。

長距離間のコミュニケーション、及びデータ通信についても、大陸間通信システム(CCTS)によって実現されている。CCTSは、大戦の後に各国間の通信を活発にするための贈り物としてアトラスで開発された。この技術によってビデオ通話やデジタルファイルの送受信も行われており、図書館など数多くの場所で利用可能となっている。

移動用の技術も多岐にわたって実用化されている。陸上のものは、動力源を持つものとしては車、バイク、列車など、動力源の無いものとしては自転車がある。 また、飛行用としては大規模旅客用の航空機ブルヘッドなどの垂直離着陸機、そして個人用のホバーボードが見られる。 しかしながら、ダストは大気圏外では効力を失うため宇宙飛行は実現していない。

地名一覧 編集

天体編集

  • レムナント

大陸編集

王国編集

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戦闘訓練校編集

アカデミー編集

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開拓地編集

建物編集

その他編集

Remnant: The Game 編集

詳細は次の記事: Remnant: The Game

Remnant: The Gameはレムナントの地図をベースにした戦略型ボードゲームである。プレイヤーは4王国のいずれかを選択し、他の王国を征服することを目的とする。 "Welcome to Beacon"ではチームRWBYがこのゲームで遊んでいた。

コンセプト 編集

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世界地図のアイデアの基になったナプキン

RWBYの世界地図は2012年にMonty Oumによって作成された。ベースとなったのは彼がアイホップでの食事中に使用したナプキンに付いたケチャップのシミである。さらに、様々な食べ物の写真を使って地図に質感を与えたという。その食べ物とは、マッシュポテト、ステーキ、アイスクリーム、パン、トウモロコシ、シリアル、ラーメン、エビ、タコス、ピザ、レタスに、ベーコンも含まれていたかもしれないとのこと。

Montyは2012年11月14日のRooster Teethの191回目のポッドキャストでそのデザインを明かしている。(再生時間の9:00辺り)[5]

トリビア 編集

  • 最終版の地図の2つの大陸は蛇のような体、翼や角を持った竜の形に酷似している。(東洋と西洋、それぞれのスタイルの竜になっている)
  • 北西の竜の形の大陸は本編及びWorld of Remnantにて名前が明かされていない。作中で名前が付けられていない可能性もある。
  • メナジェリーは王国ではないが、中核となる都市と外部の入植地が存在している。
  • レムナントは当初ヴァイタルという名前であったが、後に変更されヴァイタルはヴェイルがある場所の大陸の名前となった。[6]その後さらに変更があり、ヴァイタルはヴェイル北にある島の名前となった。
  • 英語版RWBY WikiのRemnantのページは、2013年11月10日にMontyoumという名前のアカウントによって編集されている。この編集は、世界の名前を(当時正しいと思われていた)"Vytal"(ヴァイタル)という名前から"Remnant"(レムナント)に変更したものである。

参考編集